もう一度

前回の 竹内まりやの記事をきっかけに

うっかりベストアルバム『Impressions』をAmazonでポチしてしまいました(笑)

 

竹内まりやは1978年『戻っておいで・私の時間』でデビュー
1979年には『ドリーム・オブ・ユー』や『September』がヒットし
1980年には『不思議なピーチパイ』がまたまたヒット

 

まぁ振り返ると70年代後半から80年代は

竹内まりやに限らず 歌謡曲やバンドが本当に元気で

ドラマにしろ歌にしろ 人々の生活スタイルに多大な影響を与えていた時代でもあり

つくづく名曲のオンパレードだったなぁと 思う・・・

 

そんな中で届いたこのアルバム

特に印象的だったのが この『もう一度』という曲

竹内まりやが 山下達郎との衝撃の結婚、2年間の休業のあと

世間の不安と期待の中で 1984年の4月 突然発売されたのが『もう一度』だ

 

アルバム『Variety』の一曲目にして、パイロットシングルとして先行発売されたこの曲

何がすごいかというと もう全面 山下達郎バックコーラス大合唱である

いや コーラスというよりむしろ

メインボーカルよりも前に出ている(笑)

バックコーラスがボーカルを飛び越えて前に競り出てくる

非常に稀有なパターンだ(爆)

 

以前 竹内まりやが語っていた話だと
達郎は まりやのレコーディングとなると
自分のレコーディング以上に張り切ってがんばるらしい(笑)
そんなエピソードからも、この夫婦の素敵な関係が読み取れる

 

 

そんな二人の関係を思い浮かべながら

是非とも 達郎のコーラスが思いっきり 最前列で炸裂しているこの曲を聴いてほしい

 

 

 

ね! すごかったでしょ?

 

ではまた!

 

 

 


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みなさんご存知だろうか

いや 駅とは言ってもだだの駅ではなく

竹内まりやのあの名曲 「駅」 のことである

 

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仮にもし 知らないという方は この先まったく読む必要がない

 

むしろ時間がもったいないだけだ

 

だがもし 知ってるという人なら もしかしたら

読んでも時間の無駄にはならないかもしれない あくまでも かもだが・・・

 

話を戻そう

 

実は「駅」という曲 最初は中森明菜のアルバム用に書かれた曲である

1986年発売の「クリムゾン」という  中森明菜のセカンドアルバムに向けて

竹内まりやが作詞作曲をし  提供した曲である

 

この「駅」という曲 自分が今更ながら面白いと思ったのには実は理由があって

最初に唄った中森明菜と 作者である竹内まりやとでは

詩の解釈が全く正反対 ということなのだ

 

つい最近ニュースになった 竹内まりやが実家の老舗旅館の経営権を握った という

なんともきな臭い報道を たまたまクリックして読んでいたら 

竹内まりや関連の記事がたくさん出てきて その中にこの 「駅」 解釈云々の記事が記されていたというわけである

 

長くなるので メンドクサイと思った方は以下読まないほうがよい

 

どう言うことかを説明するにはまず

以下の歌詞を押さえておく必要がある

 

 

 

作詞作曲 竹内まりや

歌    竹内まりや

 

見覚えのある レインコート
黄昏の駅で 胸が震えた
はやい足どり まぎれもなく
昔愛してた あの人なのね
懐かしさの一歩手前で
こみあげる 苦い思い出に
言葉がとても 見つからないわ
あなたがいなくても こうして
元気で暮らしていることを
さり気なく 告げたかったのに…

二年の時が 変えたものは
彼のまなざしと 私のこの髪
それぞれに待つ人のもとへ
戻ってゆくのね 気づきもせずに
ひとつ隣の車輌に乗り
うつむく横顔 見ていたら
思わず涙 あふれてきそう
今になって あなたの気持ち
初めてわかるの 痛いほど
私だけ 愛してたことも

ラッシュの人波にのまれて
消えてゆく 後ろ姿が
やけに哀しく 心に残る
改札口を出る頃には
雨もやみかけた この街に
ありふれた夜が やって来る

 

 

 

 

 

解釈が 中森明菜と作者本人とで違っているところはココ

先述に黄色くマークしてある「私だけ 愛してたことも」という部分

 

この部分 中森明菜は

 

私だけ(があなたのことを)愛してたことも

 

ととらえている 

 

一方 作者本人の竹内まりやは

 

(あなたは)私だけ(のことを)愛してたことも

 

と ラジオ番組などで語っている

 

実はこの中森明菜の解釈に まりやの旦那 山下達郎が激高し

正しい解釈を知らしめるべく マイナー調のメロディーの歌をあまり歌ったことがないまりやを説得し

達郎みずからアレンジを担当し

伝説のベストセラーアルバム「リクエスト」に収録させたという話である

 

事実 その後のベストアルバム「Impressions」では

達郎によるライナーノーツが記されており

そのなかには以下のような記述がある

 

 

 

「駅」

87年のアルバム「リクエスト」のコンセプトのひとつに、

「他人に書いた作品を自分で歌う」というのがあり、「けんかをやめて」

「元気を出して」などと同じく、この作品も、もともとは、

さる有名アイドル・シンガーのために書かれたものである。
まりやは当初、この曲を自分で歌うことに難色を示していた。

マイナー・メロの「歌謡曲的」なアプローチだからというのがその理由だったのだが、

歌謡曲とそれ程縁のない(?)私の耳には、この曲はとどちらかといえばイタリア風に聞こえたし、

また、のアイドル・シンガーがこの曲に対して示した解釈のひどさに、

かなり憤慨していたこともあって、ぜひとも自分の手でアレンジしてみたいという誘惑にかられ、

彼女を説得してレコーディングまでこぎつけた。
その後このヴァージョンは有線放送で1位になるなど、

今では竹内まりやの代表作のひとつとなっている。メデタシ、メデタシ

 

 

 

 

 

 

 

結局 自分 何が言いたいかというと

コレって 読解力 国語の問題だと思ったからです

 

小学生の時に ちゃんと国語の授業を受けて

前後の文章による 登場人物の感情推察や把握なんかを

ちゃんとやっていれば

某アイドルシンガーのような解釈にはならなかったと思うワケです

 

あらためて

小さい頃に 勉強をちゃんとやっておくことは大切なんだなぁと

シミジミ感じたのでここに記しておきました

 

ではまた!

 

 

 

 

 


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海水浴

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家族で海水浴に行ってきました!

 

海水浴と言ったらココでしょう 鵜原

 

一応 朝イチだけサーフィンもやりましたけど

 

なんと海水浴規制は来週からみたいで

 

ビーチはサーファーと海水浴客が入り乱れ 結構危ないカンジでした

 

まぁ家族連れの海水浴客が増えるにつれ サーファーのほうが遠慮して

 

端っこのほうで控えめに乗ってました(笑)

 

 

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ボート乗るにはちょうどいい小波

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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とにかく波打ち際で走りまわりジャンプしたり

 

まるで子犬のようなチビ男子

 

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ナイスジャンプ!

 

 

 

 

 

 

 

動画

 

 

 

 

 

 

 

 

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自分 風邪っぴきでけっこうキツかったですが イブ飲んで頑張りました

 

そんな時でもビールは手放さない(笑)

 

 

それはそうと

 

初めて「ブログちょこちょこ拝見してますよ〜」と声をかけられました

 

いや嬉しいやらビックリするやら

 

Sさん なんと先週ヨッシーと行った下津でも自分のコトを見かけていたそうで

 

行くポイントが被りまくりで笑ってしまいました

 

 

 

しかも 連絡先を交換しようと出した携帯がオレと同じガラケー!

 

そんでもって なんと機種まで一緒(爆)

 

これには両方の奥さんも大爆笑

 

こんなコトってあるんでしょうか?

 

いまどきガラケーで(←自分で言うのもなんですが) しかも同機種とは

 

もはや神様のお導きでお会いしたとしか思えません(笑)

 

Sさんご家族 また今度海でお会いしましょうね〜

 

ではまた!

 

 

 

 


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コンビニ人間

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去年(2016年)の芥川賞受賞作『コンビニ人間』(村田沙耶香)を読んだ

 

 

 

 

めったに本など読まない自分が 読んでみようと思ったのには訳がある

 

ある方が「オススメ度:100の小説です。」と言っていたからだ

 

言っていたというと語弊がある 

正確には“書いて”あったからなのだ

 

 

 

ある方とは ひょんなことがきっかけで 

ブログを訪れるようになった そのブログの書き手の方だ

 

最初はたしか 興味のあるサーフボードのインプレッションや評価、感想なんかを

ネットであれこれ調べていて たまたまこの方が書いたブログを覗いたからではないかと記憶している

 

 

 

そのブログは 「土と雪と:」という名前で

趣味のサーフィンや バイク、クルマ、スノーボードなどの日常の出来事を

実に読み応えのある 説得力のある文章でもって書き綴ってある

ごくプライベートな個人のブログだ

 

 

この方の素性は 実は自分はまったくわからない

わかっていることと言えば 埼玉に住んでいること

背が高いこと そして先述のように多趣味であること

それくらいだ

 

まぁ ひょっとしたら文筆、あるいは映像関係、クリエイティブな業界では

著名な方なのかもしれない

 

なのになんでこの方のブログをたびたび訪れるようになったかというと

それは 例えば自分の好きな伊豆白浜の海だったり 大洗の海だったりと

好きな海の趣味(?)が似ているな と思ったのも一つの要因ではあるが

それ以上に この方の書き綴る文章 ひとつひとつの言い回しや表現方法

言葉の選択が たまらなく自分の波長に合致したからである

 

 

その方が「オススメ度:100の小説です。」と言っていたのだ

 

以下その方のブログより引用

 

 

http://psyvano.blog109.fc2.com/blog-entry-1669.html

 

  

 

ルールや社会の中に生きる人間として、
価値観の多様さを信じながら、自分の価値の輝きを信じながらも、
単一の価値に身を寄せざるを得ないという矛盾。

35歳の女性が、結婚もせず、定職にも就かずに
コンビニのアルバイトを続けると、様々な隣人達から、
その生活を是正するように勧告される。

確かにそれは恥ずかしいことかもしれない。
その年齢にもなれば、幼稚園児くらいの子供がいて、たとえ裕福ではなくとも、
夫と共に家族を守っていることが、“一般的" なのかもしれない。

でも本当にそうなのか?

子育てする家族にだって、女性にだって、
一般的で、単一な価値基準だけでなく、
それぞれに様々な価値や考え方があるのではないのか。

そして、なぜ人は他人にお節介をやくのか。

なぜ、わざわざその違いをあげつらって干渉してくるのか。

「あなたのため」と言いながら、
なぜその人のためにならない非難を繰り返すのか。

他人を見下すことで、安心できることでもあるのか?

稼ぎ口がコンビニのアルバイトだと、何か不都合でもあるのか。

コンビニで働くことと、大企業で働くことに、
どれだけ内容の違いがあるのか。

結婚してると偉いのか。

定職に就いていると偉いのか。

時に人は、収入の安定や、年金制度などの社会保障、
人類の繁栄、存続を理由に、カタにはまった人生を他人に対して強要してくる。

寄って暮らす社会を安定させるため、
不安定さを生む異物を排除しようと、半自動的に採ってしまう是正行動。

でも、特に趣味などなくても、食べるものに味などなくても、
それで良いと思えたら。

むしろ、コンビニで働く事が唯一の生きがいだと感じられたら。

その生き方を認めることができたら。

自分の中の、一体何が、そういった生き方を認めることを拒むのか。

 

 

 

〜中略〜

 

 

 

映画化される「本」が評価される時代に、
本当に読書が好きな人に贈りたい、オススメ度:100の小説です。

 

 

 

 

引用ここまで

 

 

この方がそこまで言い切る小説とは一体どんなものなのか

これはひとつ読んでみようじゃないか

そう思って 早速アマゾンでポチっとした

 

 

本が到着するなり 面白くてあっという間に読みきってしまった

 

 

伝えたいことがはっきりわかって実に気持ち良い

 

不得要領 伝えたいことをあえてぼんやりさせて 読み手の想像力にまかせて煙に巻く

まるで答えを探す読者をあざ笑うかのような

すかしたかんじがまったくない

ストレートで真っ向勝負な潔い小説だ

 

現代の人の 漠然とした価値観というものについて

改めて色々と考えさせられる小説だった

 

 

全然知らない人のおすすめに 一瞬で乗っかって試してみるのも

時に悪くはないもんだなぁ と思った次第であります

 

というわけで 今回はまるでひとり言のようなブログでした

 

ではまた!

 


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